FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス | > 6.1 lxrepcreコマンド |
本コマンドは、必ずSymfoware/RDBと利用者プログラムのコネクションが切断されている状態で実行してください。
また、Interstage Application Serverのワークユニットを使用したシステムにおいては、ワークユニットを停止した状態で実行してください。
抽出定義およびレプリケーショングループの定義は、複写元システム側で定義します。
本コマンドの入力ファイルは、利用者で作成し管理してください。
同じ抽出定義名またはレプリケーショングループ名を2つ以上定義できません。
運用種別に“MEMBER”を指定した抽出定義を表単位のレプリケーションとして運用することはできません。
表単位のレプリケーションの形式で定義した抽出定義をレプリケーショングループに所属させることもできます。このとき、運用種別は“COPY”であることが必要です。ただし、抽出定義に指定した以下のオペランドの値は無視され、レプリケーショングループの定義時(GRPNAMEオペランド指定時)に指定された値が有効になります。
DBMSKIND
INCODE
LOGPATH
LOGSIZE
LOGWARN
OUTCODE
DIFFTYPE
NULLIND
BYTESWAP
抽出定義の対象に指定しているデータベース資源がSymfoware/RDBで定義されていない場合、本コマンドは異常終了します。
Symfoware/RDBが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
条件指定に指定する列にNOT NULLが指定されていない場合、本コマンドは異常終了します。
条件指定に指定する列が以下のどれかのデータ型でない場合、本コマンドは異常終了します。
INTEGER
SMALLINT
NUMERIC
DECIMAL
CHARACTER(VARYING不可)
NATIONAL CHARACTER(VARYING不可)
DATE
TIME
TIMESTAMP
INTERVAL
条件指定に指定できる列の数は、最大64個です。
条件指定に指定できる列のデータ長の合計は、最大1000バイトです。
等値指定(=指定)の条件指定には、最大32個までの定数のリストが指定できます。また、範囲指定(BETWEEN指定)の条件指定には、最大32個までの定数のリストの対が指定できます。
抽出定義の対象に指定したデータベース資源は、削除(DROP)、変更(ALTER)できません。
抽出定義によって“差分ログファイル”が作成されます。ただし、運用種別に“MEMBER”を指定した場合は、レプリケーショングループの定義時(GRPNAMEオペランド指定時)に作成されます。また、運用種別に“LOAD”を指定した場合は、“差分ログファイル”は作成されません。
本コマンドの実行者は、LOGPATHオペランドに指定したパスに対してファイルを作成する権限が必要となります。
Windows NT、Windows 2000、Windows XPまたはWindows Server 2003の場合、データベースコード系にEUCコード系は指定できません。
また、バイトスワップの指定にBIG-LITTLEは指定できません。
Linuxの場合、バイトスワップの指定にBIG-LITTLEは指定できません。
Solarisの場合、バイトスワップの指定にLITTLE-BIGは指定できません。また、バイトスワップの指定にBIG-LITTLEを指定した場合で、抽出コード系とバイトスワップの指定との整合性がとれていない場合は、バイトスワップの指定が無視され抽出コード系優先のバイトオーダとなります。
マルチRDB運用のときは、以下の点に注意してください。
環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
差分ログファイル格納ディレクトリパス名が、他のRDBシステムのディレクトリパス名と重ならないようにしてください。
RDBシステム名が異なる場合、同じ抽出定義名またはレプリケーショングループ名を定義することができます。
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