FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第4章 グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーション | > 4.1 グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションの概要 |
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEからオープンサーバへのレプリケーションは、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEでレプリケーション業務を起動するため、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEがレプリケーションを管理する押出し型業務となります。
以下に、レプリケーションの概要を、通信プロトコルがTCP/IPのFTP+プロトコルで、複写元データベースがSymfoware/RDBまたはRDBIIで、複写先データベースがSymfoware/RDBの場合を例にして説明します。
全複写の場合
DB-EXPRESS/BとDB-EX/RDBIIのデータベース抽出機能とSAMデータセット格納機能により、全件抽出を行います。(注1)(注2)
注1)複写元データベースがAIM/DBの場合は、以下のどちらかの方法で全件抽出を行います。
注2)複写元データベースがVSAMの場合は、以下のどちらかの方法で全件抽出を行います。
DB-EXPRESS/BのVSAMデータセット抽出機能とSAMデータセット格納機能
DB-EXPRESS/Dの差分SAM機能の初期抽出
抽出したデータをLinkexpress File Transferのファイル送信を使用してオープンサーバに転送します。
転送したデータをLinkexpressのDB連携機能とLinkexpress Replication optionを用いて、複写先データベースに格納します。
一括差分複写の場合
PowerAIM/TJNLのジャーナル一括配付サービスを使用して差分抽出を行います。
抽出したデータをLinkexpress File Transferのファイル送信を使用してオープンサーバに転送します。
転送したデータをLinkexpressのDB連携機能とLinkexpress Replication optionを用いて、複写先データベースに格納します。
通信プロトコルがFNAのHICSプロトコルの場合は、Linkexpress File Transferの分散型システム連携を使用してレプリケーションを行います。詳細については、“Linkexpress File Transfer運用手引書 分散型システム連携編”を参照してください。
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