FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第3章 オープンサーバ間:Oracle抽出レプリケーション | > 3.9 レプリケーション運用の基本操作 |
Linkexpress Replication optionの起動は複写元システムでレプリケーション起動コマンド(lxrpostrコマンド)により実施します。また、オプションにより、以下に示す起動時の状態を選択することができます。起動コマンドの詳細は“6.29 lxrpostrコマンド”を参照してください。
NORMALモード(-m n 指定で起動した場合)
Linkexpress Replication optionの起動処理で差分ログ収集スケジュールを実施します。差分ログ収集スケジュールでは、前回の運用時または停止中に発生した差分ログが差分ログファイルに書き込まれます。これにより、起動直後にレプリケーション業務を実行した場合でも、最新の差分ログを反映することができます。また、起動のタイミングでトランザクションログデータベースに空き容量を作成することができます。NORMALモードは、レプリケーション業務の運用中にLinkexpress Replication optionを再起動する場合の推奨モードです。
QUICKモード(-m q 指定で起動した場合)
Linkexpress Replication optionの起動処理だけを実施します。QUICKモードは初回の起動および高速に起動する場合に使用してください。
Linkexpress Replication optionの停止はレプリケーション停止コマンド(lxrpostpコマンド)で実施します。また、オプションにより、以下に示す停止時の状態を選択することができます。停止コマンドの詳細は“6.30 lxrpostpコマンド”を参照してください。
NORMALモード(-m n 指定で停止した場合)
実行を受け付けた差分ログ収集スケジュールおよびレプリケーションコマンドの完了待ちを行い停止します。ただし、新しい差分ログ収集スケジュールおよびレプリケーションコマンドの実行は受け付けません。通常の運用での推奨モードです。
QUICKモード(-m q 指定で停止した場合)
実行を受け付けた差分ログ収集スケジュールおよびレプリケーションコマンドのうち、現在実行中の処理以外はキャンセルして停止します。
FORCEモード(-m f 指定で停止した場合)
強制的に停止します。停止処理が有効にならない場合など、非常の場合にだけ使用してください。
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