FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第3章 オープンサーバ間:Oracle抽出レプリケーション | > 3.8 レプリケーションの運用 |
レプリケーション運用の一時停止とは、顧客業務の運用停止に合わせてレプリケーション運用を停止したい場合など、一時的にレプリケーション運用を停止することをいいます。
レプリケーション運用を一時的に停止する場合は、複写元データベースと複写先データベースの同期をとって、停止することを推奨します。
なお、レプリケーション対象のデータベースの定義変更や、抽出定義、DBサービス定義またはレプリケーション業務の変更など、レプリケーション運用の変更を目的とする場合は、“レプリケーション運用の終了”を行ってください。レプリケーションの終了については、“3.8.7 レプリケーション運用の終了”を参照してください。
以下にレプリケーション運用の一時停止の概念図を示します。
操作手順は以下のとおりです。
複写元システム |
複写先システム |
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1. 利用者プログラムの完了待ち |
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2. 一括差分複写業務の完了待ち |
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3. 一括差分複写業務の中止 |
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4. 手動による同期操作 |
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複写元システム |
複写先システム |
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1. 利用者プログラムの完了待ち |
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2. 一括差分複写業務の完了待ち |
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3. 一括差分複写業務の中止 |
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4. 手動による同期操作 |
複写元データベースを更新する利用者プログラムが実行中でないことを確認します。実行中の場合は、利用者プログラムの完了を待ってから操作を始めてください。
停止したい業務が処理中でないことを確認します。処理中の場合は、業務の完了を待ってから操作を始めてください。
“業務の中止”の操作を行って、一括差分複写業務を中止します。
“手動による同期操作”を行い、複写元データベースと複写先データベースの同期をとります。
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