FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション | > 2.6 レプリケーション業務の作成 | > 2.6.1 業務定義と各イベントで実行されるジョブ |
各イベントでは、該当する処理をバッチファイルまたはシェルスクリプトで実行します(ファイル送信イベント、ファイル受信イベントを除きます)。
それぞれのバッチファイル、シェルスクリプトでは、処理の目的であるコマンドを実行し、その結果に従いジョブの完了通知をLinkexpressに通知します。
Linkexpressは、その完了通知に対応した色のラインに沿って、次のイベントに処理を移します。
Solaris版 Linkexpress Replication option 3.2以降およびLinux版 LinkexpressReplication option V3.0L20以降では、格納処理のためのシェルスクリプトは、“二重DBサービスの可否”に“許可(YES)”を指定した運用となっています。
“二重DBサービスの可否”に“拒否(NO)”を指定した運用を行う場合は、LinkexpressのDB動作環境定義のDUPLICATE_SERVICEにNOを指定し、バッチファイルまたはシェルスクリプトにDBサービスの運用開始コマンド(lxintsvコマンド)と、DBサービスの運用停止コマンド(lxtrmsvコマンド)を追加してください。
二重DBサービスについては、“Linkexpressのヘルプ”を参照してください。
以下に“二重DBサービスの可否”に“拒否(NO)”を指定した運用における格納処理のバッチファイルまたはシェルスクリプトの構成を示します。
バッチファイルの場合(Windows NT、Windows 2000、Windows XPまたはWindows Server 2003の場合)
シェルスクリプトの場合(Solaris、Linuxの場合)
バッチファイルまたはシェルスクリプト内での処理に必要な環境変数は、バッチファイルまたはシェルスクリプト内で事前に設定するようにしてください。
格納処理を行うためのサンプルは、バッチファイルまたはシェルスクリプトで提供されています。V1.1L20系以降のLinkexpressの場合で、表単位のレプリケーションを行う場合は、格納イベント(自側および相手側)によって格納処理を行うことができます。格納イベントの詳細については、“Linkexpressのヘルプ”を参照してください。
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