負荷分散/QoS制御 システム構築ガイド
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第2章 サンプルポリシー・ファイル> 2.1 導入手順

2.1.5 ポリシーの検査・配信

変更が完了したポリシーを検査・配信します。ポリシーを選択して“ポリシー全体を検査して配信”を選択してください。

検査画面が表示されますので、“OK”ボタンを押下します。

ポリシーを保存するダイアログが表示されますので、任意の名前を入力して“保存”を選択してください。

ポリシー・ファイルにパスワードを設定します。パスワードは、64文字以内の英数字および記号(@,=,+,*,-,_)で設定します。ポリシー・ファイルのパスワードは、Traffic Director(サーバ)本体をインストールする際に設定した「ポリシー配信用のパスワード」と同一のパスワードを指定してください。

エラーが表示された場合は、エラー内容に応じてポリシーを再度修正してください。検査が終了し、ポリシー情報に致命的な不具合が存在しなければ、ポリシー情報の配信が開始されます。

ポリシーがTraffic Director(サーバ)に正常に配信されたかどうか確認するために、モニタ・コンソールを接続してイベントログにエラーが表示されていないかどうかを確認します。

モニタコンソールを選択して、接続サーバの新規登録を選択します。

ダイアログが表示されますので、Traffic Directorの代表IPと「2.1.3 人(ユーザ)オブジェクト追加」で設定した“名前”を“アカウント名”に“パスワード”を“パスワード”に入力します。

また、負荷分散モニタでポリシーに設定した分散対象サーバが全て表示されることを確認してください。サーバに接続できない場合や負荷分散モニタに分散対象サーバが表示されない場合は、「負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド」の「FAQ集」を参照して設定を見直してください。


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