キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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第12章 環境設定(中継サーバ)

12.10 ログ制御設定

 本節では、中継ログ制御設定の設定項目について説明します。

12.10.1 中継ログ制御設定の設定項目

 以下に中継ログ制御設定の設定項目について説明します。

アクセスログを採取する
アクセスログファイルを採取する場合、“アクセスログを採取する”のチェックボックスをチェックします。
初期値は、アクセスログを採取しない設定となっています。
アクセスログディレクトリ
アクセスログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
初期値は、ありません。
各中継設定ごとに指定します。
“アクセスログを採取する”のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、このとき省略はできません。
ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。

統計情報ディレクトリ
アクセスログを統計するために使用するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
初期値は、ありません。
各中継設定ごとに指定します。
“アクセスログを採取する”のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、このとき省略はできません。
ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。

エラーログを採取する
エラーログを採取する場合、“エラーログを採取する”のチェックボックスをチェックします。
初期値は、エラーログを採取しない設定となっています。
エラーログディレクトリ
保守用のエラーログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
初期値は、ありません。
各中継設定ごとに指定します。
“エラーログを採取する”のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、このとき省略はできません。
ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。

クライアント名出力形式
アクセスログとエラーログに出力するクライアント名を、ホスト名で出力するか、IPアドレスで出力するかを指定します。
初期値は、ホスト名で出力する設定となっています。
“ホスト名で出力する”が選択されている場合でも、IPアドレスからホスト名の検索ができなかった場合は、IPアドレスで出力されます。
図12.7に、Solarisの場合のメール(SMTP)中継の中継ログ制御設定の設定例を示します。

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図12.7 中継ログ制御設定の設定例

[備考]

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