キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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第12章 環境設定(中継サーバ)

12.8 NIFTY MANAGER中継設定

 本節では、NIFTY MANAGER中継設定の設定項目 について説明します。

12.8.1 NIFTY MANAGER中継設定の設定項目

 以下にNIFTY MANAGER中継設定の設定項目について説明します。
NIFTY MANAGER中継を行う
NIFTY MANAGERと@niftyとの通信を中継する場合に、チェックボックスをチェックします。
初期値は、NIFTY MANAGERと@niftyとの通信を中継しない設定となっています。

ポート番号
中継サーバが、NIFTY MANAGERからの要求を受け付けるポート番号を、1〜65535の範囲で指定します(省略できません)。
NIFTY MANAGERからインターネット経由で接続する場合、通常4134を使用します。

上位サーバ中継
ポート番号で受け付けた要求を、上位の中継サーバへ中継するか、または@niftyへ中継するかを指定します。
上位サーバ中継を行わない場合は、直接@niftyへ中継します。上位サーバ中継を行う場合は、上位の中継サーバへ中継します。
初期値は、上位サーバ中継を行いません。

中継先サーバ
上位サーバ中継を行う場合、上位の中継サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
ホスト名は英数字一部特殊文字(特殊文字セット3)で126文字まで指定できます。
IPアドレスは"X1.X2.X3.X4"の形式で指定します。
上位サーバ中継を行う場合は省略できません。

中継先ポート番号
上位サーバ中継を行う場合、中継先サーバのポート番号を、1〜65535の範囲で指定します。
上位サーバ中継を行う場合は省略できません。

無通信監視時間
NIFTY MANAGERと@nifty間の無通信状態を監視する時間を入力します。ここで指定された時間(秒)以上無通信状態が続いた場合、 中継サーバは、NIFTY MANAGERと@niftyとのコネクションを切断します(省略できません)。
0〜999999の範囲で指定します。初期値は300秒です。
0を指定した場合、無通信状態の監視を行いません。

最大接続数
中継サーバが同時に保持するクライアントからのコネクションの最大数を指定します(省略できません)。
この数を越えてクライアントがNIFTY MANAGERに要求を出すと、処理中のコネクションが終了するまで、NIFTY MANAGERは待たされます。
SolarisおよびWindowsの場合は1〜1024の範囲で指定します。Linuxの場合は1〜1000の範囲で指定します。初期値は40です。


[注意]
図12.5にNIFTY MANAGER中継設定の設定例を示します。

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図12.5 NIFTY MANAGER中継設定の設定例



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