負荷分散／QoS制御 テクニカルガイド

9.1.7 運用ポリシーの設定

Traffic Directorで実現する運用ポリシーを設定します。

ネットワーク・サーバはクラスタで必ず作成してください。

SafeCLUSTER/PRIMECLUSTERのクラスタ運用管理ビューおよび管理コンソールとの通信が禁止されてしまうアクセス制御ポリシーを設定する運用の場合、この通信を許可する以下のアクセス制御ポリシーを追加します。負荷分散ポリシーのみで運用する場合は、本設定は不要です。

• アクセス制御ポリシー(その1)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	クラスタ運用管理ビューを動作させるシステムのIPアドレス
  	接続先IPアドレス	クラスタ運用管理ビューと通信を行うTraffic DirectorのインタフェースのIPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その2)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	運用系ノードの業務LAN(グローバル側)の物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	待機系ノードの業務LAN(グローバル側)の物理IPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その3)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	運用系ノードの業務LAN(プライベート側)の物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	待機系ノードの業務LAN(プライベート側)の物理IPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その4)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	待機系ノードの業務LAN(グローバル側)の物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	グローバル側サブネットワークのブロードキャストIPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その5)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	待機系ノードの業務LAN(プライベート側)の物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	プライベート側サブネットワークのブロードキャストIPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その6)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	管理コンソールのIPアドレス
  	接続先IPアドレス	運用系ノードのインストール時に指定した管理コンソールと接続するインタフェースの物理IPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その7)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	運用系ノードのインストール時に指定した管理コンソールと接続するインタフェースの物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	管理コンソールのIPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その8)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	管理コンソールのIPアドレス
  	接続先IPアドレス	待機系ノードのインストール時に指定した管理コンソールと接続するインタフェースの物理IPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その9)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	待機系ノードのインストール時に指定した管理コンソールと接続するインタフェースの物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	管理コンソールのIPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その10)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	待機系ノードの業務LAN(グローバル側)の物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	運用系ノードの業務LAN(グローバル側)の物理IPアドレス

• アクセス制御ポリシー(その11)

  動作	パラメタ名	設定値
  アクセス制御	種類	通過許可
  	接続元IPアドレス	待機系ノードの業務LAN(プライベート側)の物理IPアドレス
  	接続先IPアドレス	運用系ノードの業務LAN(プライベート側)の物理IPアドレス

上記パラメタの詳細は「負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス」を参照してください。