負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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第1章 負荷分散対象サーバでの環境設定> 1.2 Solaris(TM)サーバ> 1.2.1 負荷計測エージェントを使用する場合

1.2.1.1 サーバ負荷(最小CPU、メモリ、DISK I/O負荷)

サーバ負荷(最小CPU、メモリ、DISK I/O 負荷)でCPU負荷を計測する場合、負荷計測エージェントは、sar(1)コマンドの出力結果(%usr+%sys+%wio)を負荷として計測します。

また、サーバ負荷(最小CPU、メモリ、DISK I/O 負荷)の分散方法でディスク I/O 負荷計測をおこなう場合は、対象サーバに対して以下の環境設定を行います。

  1. “/etc/opt/FJSVsvag/colldisk.env”ファイルに負荷計測を行う「デバイス名」を1行に1つずつ、記述します。「デバイス名」は、“/usr/sbin/sar”コマンドの“device”コラムに表示されます。
  2. システムをリブートします。


分散対象サーバがマルチプロセッサCPU構成の場合、「最小CPU負荷」は全CPUの平均負荷を測定します。



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