ポリシー・フレームワーク コンソールガイド
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6.2.2 時刻同期
時刻同期サーバによって、時刻の同期を行います。

- 時刻同期サーバのアドレス
時刻同期サーバのアドレスを表示・変更します。IPアドレス形式または、ホスト名およびドメイン名で構成されたFQDN形式で指定します。FQDN形式で指定する場合は、コントロールパネルでDNSサーバを正しく指定し、当該ホストが正しく登録されている必要があります。
- ポーリング間隔
時刻配信サーバに対する時刻の問い合わせ間隔(分単位)。指定された間隔でサーバに対し時刻の問い合わせを行います。
- レスポンス時間
時刻配信サーバからの応答待ち合わせ時間(ミリ秒単位)。サーバからの応答が指定された以上の時間がかかった場合、その問い合わせは無効とみなします。(サーバからの応答の遅れが大きい場合、時刻値の信頼性が薄れるため、時刻補正を行いません)
- 許容誤差範囲
許容できる時刻の誤差の範囲をミリ秒単位で指定します。時刻のずれが指定された値以下ならば時刻の修正を行いません。(SNTPの精度は100ms程度のため、あまり細かな時刻あわせを行っても意味がありません)
- ログレベル
イベントログに通知を行う情報のレベルを設定します。
1:警告レベル以上のログを通知。
2:情報レベル以上のログを通知。

- Windows 2000 または Windows Server 2003の場合、時刻同期機能を含むWindows TimeサービスがOSの標準機能として提供されています。このWindows Timeサービスを自動起動に設定している場合、時刻同期処理で異常となる可能性があるため、本製品の時刻同期サービスを利用しないでください。なお、Windows Server 2003では、Windows Timeサービスがデフォルトで自動起動に設定されていますので、ご注意願います。
- Interstage Security Directorでは、時刻同期機能をサポートしていません。“時刻同期を行う”を設定しないでください。
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