Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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データベースの運用を続けるうちに、表のインデックスの再配置が必要になることがあります。Symfoware Serverは、データベースの再配置について、2つの機能を備えています。
データベースの再配置について、以下の機能を説明します。
データの追加、更新および削除が頻発した場合、自己調整の範囲内ではデータ処理の効率を維持できなくなることがあります。このような時には、データベースの再配置を行うことにより、処理効率の向上を図ることができます。
静的再配置は、RDBコマンドにより、実行することができます。
静的再配置についての詳細は、“RDB管理者ガイド”を参照してください。
また、静的再配置はパーティショニングにより、特定のDSIをオンライン業務から切り離すことができます。これにより、業務を停止することなく、局所的に再配置を行うことができ、システム無停止での保全が可能です。
以下に、特定のDSIの切離しについて説明します。
データベースの再配置、またはバックアップを行うために、特定のDSIをオンライン業務から切り離すことができます。
特定DSIを切り離す方法には、以下の2つの方法があります。
DSIの動的切離し
動作環境ファイルによるDSIの切離し
DSIの切離しについての詳細は、“RDB管理者ガイド”を参照してください。
以下に、DSIの動的切離しについて、説明します。
指定したDSIを、RDBコマンドにより、Symfoware Serverで動作するすべてのアプリケーションをデータ操作対象から切り離すことができます。RDBコマンドで指定したユーザIDでSymfoware Serverにコネクションを接続しているアプリケーションに対して、DSIの切離しが有効となります。
DSIの動的切離しを以下に示します。
表やインデックスのデータの格納状態が常に最適な状態となるように、運用中にこれらのデータを自動的に再配置します。一般的に、性能レスポンスを保証するためにはデータベースの再配置が必要です。本機能では、業務の運用を停止することなく、データベースを再配置することができます。
動的再配置は、SQL文により、設定することができます。
動的再配置についての詳細は、“SQLリファレンスガイド”の“3.13 CREATE DSO文(インデックスのDSO定義文)”または“3.14 CREATE DSO文(表のDSO定義文)”を参照してください。
データベースの動的再配置について、以下に示します。
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