Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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異常時に備えて、データベースのバックアップを行う必要があります。
Symfoware Serverのバックアップは、以下に対して実行します。
RDBディクショナリ
バックアップは、RDBコマンドにより実行します。
DSI
バックアップは、RDBコマンドにより実行します。
バックアップは、表のみで、インデックスは行う必要がありません。退避データ形式には、以下の2つの形式があり、より細やかなバックアップを行うことができます。
DSI(パーティション)形式
エクステント形式 (DSIを割り当てているデータベーススペースごとに別ファイルに分けて取得する形式)
また、Symfoware Serverの以下の機能と合わせて利用することにより、一層の効果を得ることができます。
パーティショニングを採用することにより、バックアップの時間が短縮します。
アーカイブログ運用を行うことにより、データベースのオンライン・バックアップや業務とバックアップを同時に実行することが可能となります。
バックアップについて、以下の機能を説明します。
Symfoware Serverでは、オンライン業務中であっても業務を停止せずにデータベースの保全が行えます。これをオンライン・バックアップと呼びます。オンライン・バックアップを利用することにより、業務と並行してデータベースの保全ができるため、深夜や休日に保全時間を確保する必要はありません。
24時間連続運用などにより、日々のデータベース運用中にバックアップ時間が確保できないような場合があります。そのような場合でも、RDBコマンドは業務と並行してバックアップを取得することができます。
業務と並行して取得する退避データを、オンラインダンプと呼びます。オンラインダンプは、更新中のDSIの情報を取得するため、DSIイメージデータと、RDBコマンド実行中の更新ログを一緒に退避することで、退避データとしての整合性を保証しています。このため、取得した退避データのみでRDBコマンドの実行時点にDSIを復旧することが可能です。
インターバルバックアップについての詳細は、“RDB管理者ガイド”を参照してください。
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