Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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トリガは、あらかじめ定義しておくことにより、ある表のデータ操作(挿入、削除および更新)と連動させて、他の表のデータ操作を行う機能です。
トリガには、以下のような用途があります。
データベースにINSERT文で追加した行や、UPDATE文で更新した行に対して、自動的に列にデータを設定する。
ある行の列を更新した時刻印を他の列に設定したり、行を更新した利用者名を列に設定したりする。
データの整合性や一貫性を保証する手続きを定義したプロシジャルーチンをトリガにより呼び出し、表間のデータの整合性を保証したり、更新するデータの値をチェックしたりする。
トリガはプロシジャルーチンの登録が可能なので、複数の表を更新したり、複雑なロジックを組み込んだりすることが可能です。
また、トリガは情報の設定をシステムで自動的に実行することができるため、アプリケーションを簡素化することができます。
トリガの概要について、以下に示します。
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