Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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上へ第2章 Symfoware Serverの基礎知識
上へ2.4 Symfoware Serverのアーキテクチャ

2.4.5 文字コード系

Symfoware Serverで利用できる文字コードについて説明します。

■Symfoware Serverで使用できる文字コー

Symfoware Serverでは、以下の文字コード系が使用できます。

システムの文字コード系とデータベースの文字コード系について、以下に示します。

[表:文字コードの組合せ]

システムの文字コード系

対象OS

データベースの文字コード系

EUCコード

シフト
JISコード

UNICODE

EUCコード

  • Solaris OE

  • Linux

シフト
JISコード

  • Solaris OE

  • Windows(R)

×

○:組み合わせて運用することができます。
×:組み合わせて運用することはできません。

◆EUCコー

EUCコードには、以下の2つのコードがあります。

◆シフトJISコー

シフトJISコードは、主にWindowsで使用されている文字コードです。

英数字および制御文字は1バイトで表現されます。各国語文字は、1文字が2バイトで表現されます。

◆UNICODE

UNICODEは、世界各国の各国語文字を統一的に扱うことを目的とした、マルチバイトの文字コード系です。そのため、UNICODEを使っている限り、言語種別を意識する必要がありません。

また、現存する十分な文字を含んでおり、日本語の地名や人名などに使用されている特殊な文字も含んでいます。従来のコードには、このような文字は含まれておらず、各処理系においてコードの拡張を行っていました。このような、非常にまれな文字をも網羅しているという特色を持っています。

UNICODEには、以下の2つの形式があります。

■文字コード系の考慮

データベースの文字コードとアプリケーションの文字コードは、同一にすることをお勧めします。文字コードが異なると、データベースへのデータの格納時または取出し時にコード変換が発生し、処理が遅くなることがあります。


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