Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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インターネットを使って、データの検索や入力を行い、マルチメディアデータを誰でも利用できるようにしたいという業務があります。
Symfoware Serverで情報を管理すると、最適な情報をさまざまな手段で検索でき、あらゆる分野の人が活用しやすいように提供できます。
また、従来多くのプログラムを記述する必要のあったWebサーバとデータベースの連携は、Symfoware ServerのWebDBtoolsと組み合わせて使うことによって、HTML文書と、SQLとの組合せだけで簡単に構築できます。
また、JDBCを使ったJavaのアプリケーションを作成することにより、データベースと連携するインタラクティブなホームページが実現できます。さらに、XMLアダプタを用いて、データベースでXMLデータを扱うことにより、業務の拡張に柔軟に対応できるシステムを作成できます。
お客様に対して、最適なシステムを提案するため、いろいろなデータを検索したいという業務があります。Symfowareを利用すると、インターネット経由で、大量の事例を、さまざまな手段で検索できます。さらに、JDBCとJava言語を組み合わせて利用し、Webブラウザにデータをグラフで表示するなどの処理もできます。
また、インターネットを利用することで、所属部署や勤務地に関係なく、情報を利用することができます。
データはJDBCを利用して入力することができるため、最新の事例をデータベースに蓄積できます。提案書作成に必要なデータとして、過去の事例から最新の事例までを利用することができます。
提案書作成業務の例について、以下に示します。
保険代理店の業務は、顧客に対して迅速な見積もりや商品提案を行い、複数の保険会社と取引する必要があるため、XMLをベースとしたインターネットを活用した電子商取引システムを構築するのに適しています。
XMLアダプタは、このようなXMLをベースとした電子商取引システムにおいて取引データをXMLの形式のままでデータベースに蓄積しておくことによって、業務の拡張に対して柔軟に対応できます。
取引で使用するXMLデータの中には、商品や顧客に関するさまざまな情報が含まれています。このような情報について検索するためのインデックスを業務構築後に付加することによって、マーケティング部門での顧客分析や新商品開発のための検索業務を新規に追加することができます。
また、新商品の追加や顧客へのサービス追加などによって取引で使用するXMLデータの形式が追加されたり変更されたりした場合にも、表の構造を変更することが不要なため、少ないコストで業務を拡張することができます。
XMLデータをベースとした保険代理店業務の例について、以下に示します。
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