PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第14章 チューニング> 14.1 チューニングパラメタ

14.1.2 通信タイムアウト時間

 以下の項目についてチューニングを行うことが可能です。

 CON_TIMEOUT は、通信によるノードの生存監視において、通信の応答がなくなってから相手ノードを異常状態と判断するまでの時間を、秒単位で設定します。この値は、ファイルシステム毎に設定することができます。

 sfcadm(8) で値を指定することが可能です。

 デフォルトでは、通信タイムアウト時間は 180 秒です。

 通信タイムアウト時間は通常、変更する必要はありません。

 システムの負荷が高くなることが予想される場合は、CON_TIMEOUT の値を大きく設定してください。使用するファイルシステム数が少なく、通信異常などに伴う閉塞時にシステムコールからのエラー復帰の応答性を良くしたい場合は CON_TIMEOUT の値を小さく設定してください。値を小さくする場合は、ファイルシステム数が 10 以下の場合は 60 秒以上を目安としてください。

 設定例

# sfcadm -o CON_TIMEOUT=180 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

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