PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版) |
目次 索引 |
第12章 ファイルシステムの運用 | > 12.2 ファイルシステムの整合性確認/修復 | > 12.2.1 sfcfsck異常終了時の対処方法について |
以下のメッセージは、GFS 共用ファイルシステムの各パーティションのパーティション構成情報に不一致があるため、異常終了したことを示しています。
Can't open device-name errno setup: Volume information error setup: fsck quit due to unrecoverable error! |
sfcadm(8) で、デバイス device-name に対しパーティション情報の復旧を行ってください。
以下に デバイス /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 に対しパーティション情報の復旧を行う例を示します。
シングルパーティション構成の場合は、以下の操作を行ってください。
# sfcadm -r -a /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> |
マルチパーティション構成の場合は、sfcinfo(8) で構成するパーティションの確認を行った後、sfcadm(8) で、代表パーティションからの復旧を行ってください。
# sfcinfo /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01: FSID special size Type mount 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume1(1e756) 25418 META ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume1(1e756) 5120 LOG ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume1(1e756) 232256 DATA ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume2(1e757) 7341778 DATA ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume3(1e758) 6578704 DATA ----- # sfcadm -r /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> |
sfcinfo(8)の出力結果で、先頭に表示されるパーティションがファイルシステムの代表パーティションです。詳細は本書の sfcinfo(8) 参照してください。
目次 索引 |