PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第11章 ファイルシステムの操作(コマンド編)> 11.7 変更 (MDS運用情報変更)

11.7.2 MDS運用情報変更

 GFS 共用ファイルシステムでは、MDS を運用するノードに関する以下の情報を保持しています。

 MDS を配置するノードに関する情報の変更には、sfcadm(8) を使用します。

 sfcadm(8) のオプションの詳細については、本書の sfcadm(8) 参照してください。

 以下に、sfcadm(8) による MDS配置ノードの優先順位を karin, mikan に変更する例を示します。

1. 現在のファイルシステムの構成を確認します。

# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01:
FSID  MDS/AC  STATE  S-STATE   RID-1   RID-2   RID-N  hostname
   1  MDS(P)  stop   -             0       0       0  mikan
   1  AC      stop   -             0       0       0  mikan
   1  MDS(S)  stop   -             0       0       0  karin
   1  AC      stop   -             0       0       0  karin

 sfcrscinfo -m の出力から共用ノード範囲が、mikan および karin であることを確認できます。

2. MDS を配置するノードの優先順位を変更します。

# sfcadm -g karin,mikan /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

3. MDS を配置するノードの優先順位が変更されたことを確認します。

# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01:
FSID  MDS/AC  STATE  S-STATE   RID-1   RID-2   RID-N  hostname
   1  MDS(P)  stop   -             0       0       0  karin
   1  AC      stop   -             0       0       0  karin
   1  MDS(S)  stop   -             0       0       0  mikan
   1  AC      stop   -             0       0       0  mikan

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