PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第5章 管理パーティション

5.2 管理パーティションに必要な資源

 GFS 共用ファイルシステムを利用するには、ファイルシステムを作成するボリューム以外にも、クラスタシステムごとに管理パーティション専用の GDS 共用ボリュームが 1つ必要になります。複数のファイルシステムを利用する場合でも、必要な管理パーティションは 1つです。

 管理パーティションは 40 メガバイトのディスク容量を使用します。このため、40 メガバイト以上の大きさのボリュームを用意してください。

 GDS 共用ディスクシステムの設定方法の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 (Linux版)”を参照してください。

 管理パーティションを作成するボリュームの設定は、ボリュームが属するディスククラスのタイプを共用に、ボリュームが属するディスククラスのスコープに GFS 共用ファイルシステムを共用するノードをすべて指定してください。さらに、ノード起動時に自動的にボリュームの状態が ACTIVE になるように設定してください。
 管理パーティションの存在するボリュームを含むディスククラスの用途は、[排他使用]を“しない”としてください。
 誤って管理パーティションの存在するボリュームを含むディスククラスをクラスタアプリケーションの Gds リソースに設定すると、ノード起動時に自動的にボリュームの状態が ACTIVE となりません。このため GFS 共用ファイルシステムが動作しません。

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