PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版) |
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第2章 ファイルシステムの構造 | > 2.2 コンポーネント構成 |
MDS とは、GFS 共用ファイルシステムのメタデータを管理するサーバデーモンで、ユーザプロセスとして動作します。ファイルシステムごとに、プライマリ MDS、セカンダリ MDS の2つのプロセスがあります。ファイルシステムを構成するノードの中から、あらかじめ2つ以上のノードが MDS ノードとして定義されており、MDS はこのいずれかのノード上で動作します。特に設定していない場合、MDS ノードは、プライマリ MDS ノードとセカンダリ MDS ノードの2つだけです。
セカンダリ MDS は待機用で、プライマリ MDS とは異なるノード上で動作します。ただし、MDS ノードが1つしか起動していなかった場合には、セカンダリ MDS は動作しません。
AC からの処理要求を並列に実行するため、MDS はマルチスレッドで構成しています。
MDS の主な機能には、以下があります。
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