Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.6
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第4章 連携スクリプト使用例

4.1 連携スクリプトの設計

次節にあげた使用例では、あるCPUにバインドされているBoundというプロセスに対し、連携スクリプトにより以下の処理を行います。

  1. システムボードの削除される場合、"Bound"プロセスが削除対象CPUにバインドされているかチェックする。(preremove処理)
  2. バインドされている場合、バインドを解除するかユーザに問い合わせる。"yes"なら、バインドを解除し、"no"ならDR処理を中断する。(preremove処理)
  3. システムボードの削除後、もっとも大きなCPU番号のCPUにバインドする。(postremove処理)
  4. バインドを解除後にシステムボードの削除に失敗した場合、バインドされていたCPUにバインドし直す。(cancelremove処理)
  5. システムボードが追加された場合、追加ボードに搭載されているもっとも大きなCPU番号のCPUにバインドし直す。(postadd処理)

bindpは連携スクリプトファイル名です。


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