Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.6
|
目次

|
4.1 連携スクリプトの設計
次節にあげた使用例では、あるCPUにバインドされているBoundというプロセスに対し、連携スクリプトにより以下の処理を行います。
- システムボードの削除される場合、"Bound"プロセスが削除対象CPUにバインドされているかチェックする。(preremove処理)
- バインドされている場合、バインドを解除するかユーザに問い合わせる。"yes"なら、バインドを解除し、"no"ならDR処理を中断する。(preremove処理)
- システムボードの削除後、もっとも大きなCPU番号のCPUにバインドする。(postremove処理)
- バインドを解除後にシステムボードの削除に失敗した場合、バインドされていたCPUにバインドし直す。(cancelremove処理)
- システムボードが追加された場合、追加ボードに搭載されているもっとも大きなCPU番号のCPUにバインドし直す。(postadd処理)
bindpは連携スクリプトファイル名です。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005