SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21B
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第2章 環境設定> 2.3 Oracle 環境設定

2.3.5 Oracle サービスの設定

Oracle インスタンス及び Oracle リスナーの起動/停止は SafeCLUSTER/HA for Oracle が制御します。そのため、Oracle サービスが OS から自動起動されないように、Windows に登録されている Oracle サービスの設定を変更する必要があります。Oracle サービスの設定変更は以下の手順で全ノードで行ってください。

  1. Oracle サービスの状態を確認します。以下の操作を行ってください。

    OS

    確認手順

    Windows NT

    「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」の<サービス>アイコンを選択し、一覧を表示します。

    Windows 2000 Server

    「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」-「管理ツール」の<サービス>アイコンを選択し、一覧を表示します

    Windows 2003

    「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」-「サービスとアプリケーション」の<サービス>アイコンを選択し、一覧を表示します。

  2. 対象となる Oracle インスタンス及びリスナーの Win32 サービスの「状態」及び「スタートアップの種類」を確認します。

    Oracle VL

    Oracle インスタンス Win32 サービス

    Oracle リスナー Win32 サービス

    Oracle8i
    Oracle9i
    Oracle 10g

    OracleService%ORACLE_SID%

    Oracle%ORACLE_HOME_NAME%TNSListener

    Oracle8

    ・データベースで作成した場合
    OracleService%ORACLE_SID%
    OracleStart%ORACLE_SID%
    ・ORADIM80で作成した場合
    OracleService%ORACLE_SID%

    OracleTNSListener80

  3. サービスの「状態」が「開始」の場合、対象サービスを選択し、「メニューバー」-「操作」-「停止」を選択してサービスを停止してください。

  4. サービスの「スタートアップの種類」が「手動」でない場合は、対象サービスを選択し、「メニューバー」-「操作」-「プロパティ」を選択してサービスのプロパティウィンドウを表示し、スタートアップの種類を「手動」に変更してください。

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