IIOPアプリケーションゲートウェイ説明書 (運用管理Webサーバ編)
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A.2 アクセスログファイル
アクセスログはクライアントからの要求が終了するごとに採取されます。以下にアクセスログファイルについて説明します。
起動されたPROXYサーバがInbound Proxyの場合は"access2-isin-log.YYYYMMDD"という名前で、Outbound Proxyの場合は"access2-isout-log.YYYYMMDD"という名前で採取されます。
ここで"YYYYMMDD"は、アクセスログファイルが作成された年月日を表わします。
アクセスログファイルは、Interstage Proxy環境設定で設定されたディレクトリに格納されています。詳細については、“5.8 ログ設定”を参照してください。
-フォーマット
フォーマットは以下の形式で採取されています。
- host - - [time] "req" s1 c1 references next_addr:next_port next_type proc s2 w1 w2
- host・・・・・クライアントのホスト名またはIPアドレス
- time・・・・・処理終了時間と日付。世界標準時からの時差
- req ・・・・・クライアントから受け取った要求
- s1 ・・・・・クライアントに返したステータスコード
- 200:正常
- 403:アクセス制御拒否
- 500:PROXYサーバで異常終了
- 502:上位サーバからエラー通知
- c1 ・・・・・0固定
- references ・識別番号
- next_addr ・・中継先ホスト名またはIPアドレス。中継先が見つからなかった場合は"-"。
- next_port ・・中継先ポート番号。中継先が見つからなかった場合は"-"。
- next_type ・・中継先サーバ種別
- U:上位Proxy
- P:Inbound Proxy情報のProxy
- T:サーバ
- N:ネーミングサービス別名変換
- -:中継先が見つからなかった場合
- proc ・・・・アクセス制御詳細
- ALW:アクセス許可
- DCL:要求元制御で拒否
- DSE:中継先PROXYサーバ、中継先サーバホスト制御で拒否
- DOB:中継先サーバオブジェクト制御で拒否
- DOP:中継先サーバオペレーション制御で拒否
- ---:アクセス制御なし
- s2 ・・・・・エラー情報詳細
- tx ・・・・・終了までの経過時間(ミリ秒)
- w1 ・・・・・内部保守情報1
- w2 ・・・・・内部保守情報2
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