IIOPアプリケーションゲートウェイ説明書 (運用管理Webサーバ編)

5.3 環境設定の概要

　Interstage PROXYサーバの環境情報にはCORBAサービスとPROXYサーバ（Inbound Proxy・Outbound Proxy）のための環境情報があります。ただし、本バージョン・レベルでは、Outbound Proxyは未サポートです。
　CORBAサービスに設定する情報はCORBAサービス設定で説明します。

　PROXYサーバの環境設定情報には、以下の4種類があります。なお、別名変換設定はInbound Proxyでのみ設定することが可能です。

• 上位PROXY設定

• アクセス制御設定

• 別名変換設定

• ログ設定

　Interstage Proxyは、これらの環境情報をInterstage Proxy起動時に読み込みます。
　Interstage Proxyの動作中にPROXYサーバの設定を変更した場合は、PROXYサーバをそれぞれ再起動し、設定を反映してください。CORBAサービスの設定を変更した場合はCORBAサービスを停止し、起動することで設定を反映してください。
　Interstage Proxyの起動・停止については、“8　Interstage Proxyの操作”を参照してください。

＜環境設定で共通に用いる文字種＞

英数字

'a'〜'z'

'A'〜'Z'

'0'〜'9'

特殊文字セット１（ディレクトリ名等に使用）

'+' , '-' , '.' , '_' , '/'

特殊文字セット２（ホスト名等に使用）

'+' , '-' , '.' , '_'

特殊文字セット３（オブジェクト名に使用）

'_' , '/' , ':' , '.'

特殊文字セット４（オペレーション名に使用）

'_'

IPアドレス形式

"X1.X2.X3.X4"の形式で指定します。

X1は1〜255、X2〜X4は0〜255までの10進数で指定します。