IIOPアプリケーションゲートウェイ説明書 (運用管理Webサーバ編)
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第3章 運用前の準備

3.1 Interstage Proxy動作環境の設定

 Interstage Proxyを使用するためには、CORBAサービスにInterstage Proxy動作環境の設定が必要です。

 CORBAサービスの起動の確認

            ↓

 CORBAサービスへの登録

            ↓

 CORBAサービスの再起動

 

(1) CORBAサービスの起動の確認

 Interstage ProxyをCORBAサービスに登録するためにはCORBAサービスが起動している必要があります。CORBAサービスの起動方法については、8.1.1 CORBAサービスの起動・停止を参照してください。



(2) CORBAサービスへの登録

 Interstage ProxyのInbound ProxyもしくはOutbound Proxyの情報をCORBAサービスへ登録します。運用で使用するInbound ProxyもしくはOutbound Proxyの情報のみ登録してください。登録には以下のコマンドを実行します。 なお、本バージョン・レベルでは、Outbound Proxyは未サポートです。

 登録の手順は以下の通りです。

Solaris版
  root権限で以下を行ってください。
 CORBAサービスのキュー制御機能で使用するファイルをコピー
  # cp /opt/FSUNod/etc/queue_policy.default /opt/FSUNod/etc/queue_policy

 Inbound Proxyの登録
  # /opt/FJSVispxy/reg/add_inbound
  # /opt/FJSVispxy/reg/add_inbound_que

 Outbound Proxyの登録(未サポート)
  # /opt/FJSVispxy/reg/add_outbound
  # /opt/FJSVispxy/reg/add_outbound_que

Windows版
  Administrator権限で以下を行ってください。
 CORBAサービスのキュー制御機能で使用するファイルをコピー
   CORBAサービスインストールディレクトリ\etc\queue_policy.defaultを同じディレクトリに”queue_poilcy”ファイルとしてコピーします。

 Inbound Proxyの登録
  Interstage Proxyインストールディレクトリ\reg\add_inbound.bat
  Interstage Proxyインストールディレクトリ\reg\add_inbound_que.bat

 Outbound Proxyの登録(未サポート)
  Interstage Proxyインストールディレクトリ\reg\add_outbound.bat
  Interstage Proxyインストールディレクトリ\reg\add_outbound_que.bat



(3) CORBAサービスの再起動

 CORBAサービスへ登録した情報を有効にするにはCORBAサービスの再起動が必要です。CORBAサービスの再起動は、CORBAサービスを停止し、起動することによって行います。CORBAサービスの停止・起動方法については、8.1.1 CORBAサービスの起動・停止を参照してください。


[注意]


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