ファイアウォール機能 テクニカルガイド
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第1章 運用例(Solaris版)> 1.2 拡張運用> 1.2.1 ユーザ認証の運用例

1.2.1.3 リモート端末接続機能を使用して運用する(ワンタイムパスワードで認証しSDFW暗号(Safegate 暗号)を利用する)

リモート端末接続機能による認証を行った場合、端末とファイアウォール機能の間の通信が暗号化され、より安全な組織外からのアクセス環境が構築できます。

なお、リモート端末接続機能を使用する場合、通信相手の端末に、別売の "Safegate client" がインストールされている必要があります。

[図: リモート端末接続機能を使用して運用する]

インターネット上のユーザ端末から認証を実施し、認証されたユーザだけが社内全てのサーバにアクセスします。また、認証後の DNS の問合せは、社内の DNS サーバにアクセスします。

■[定義例]

以下に、定義例を示します。

ネットワーク構成図

Safegate client 設定

IPアドレス

ネットマスク

192.168.1.0

255.255.255.0

ユーザ設定

フィルタリング条件パターン設定

[パターン名:ptn1]

サービス

クライアント

方向

サーバ

種別

domain-udp1

sgclient

forward

DNS

Proxy

社内WWWサーバ、社内FTPサーバへの接続についても、上記と同様な手順で設定してください。


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