ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル |
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第9章 環境定義ファイル(Solaris版/Windows版) | > 9.10 経路情報広報環境設定ファイル |
FWRiptout ファイルは、近隣ルータ/ホストとの通信状況確認のための動作環境および広報する経路情報の Metric 値を設定します。
各エントリは改行により区切られます。
行頭が " # "(シャープ+空白)で始まるエントリは無効エントリとみなします。
METRIC=metric値 NEWMETRIC=NewMetric値 IP=IPxxxx IDLE=IDLEタイマ TIMEOUT=タイムアウト回数 IP=IPyyyy IDLE=IDLEタイマ TIMEOUT=タイムアウト回数 |
近隣ルータの IP アドレスを指定します。
監視間隔を秒単位で指定します。デフォルトは 5 秒です。
監視タイムアウト回数を指定します。デフォルトは 1 回です。
Metric 値を指定します。指定できる範囲は 0 〜 15 の範囲です。運用系ノードは待機系ノードより、1 だけ小さい値を設定します。0 を指定した場合、インタフェースの Metric 値を使用します。
異常検出時に広報する Metric 値を指定します。指定できる範囲は 1 〜 16 の範囲です。ただし、METRIC で指定したMetric 値 + 2 以上の値を指定する必要があります。指定しない場合、異常検出時に広報する Metric 値は正常時の Metric 値に指定した値 + 2 、または 16 になります。通常は指定しないでください。
各エントリは、接続されているすべてのインタフェースに対して設定してください。
通信状況確認は、ICMP ECHO Request、および ICMP ECHO Reply を使用します。このため、パケットフィルタリング条件で、近隣ルータ/ホストとの ping サービスを PASS 条件で設定してください。
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