ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル |
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第9章 環境定義ファイル(Solaris版/Windows版) | > 9.4 2段接続ゲートウェイ定義ファイル |
中継要求を受信した場合にinetd(1M)から起動されたaftpdおよび、
atelnetdが動作する環境を定義します。
各定義値は1行1定義とし、行の継続は認めません。同一定義は無効とします。ただし、同一定義を行った場合は後者を有効とします。
義行は以下の形式で定義します。
変数="value" |
変数=“value”の記述中の空白/タブは認められません。行の先頭に"#"のある行はコメントとして処理します。
また、各クライアント/ターゲットごとに環境定義を行う場合には、クライアント名{...}の型式で定義行をまとめ、共通部分をdefault{...}で定義します。
各項目は以下に説明する順序で記述し、左辺(変数)は省略できません。
アプリケーション・ゲートウェイのロギングファイルを格納するディレクトリを指定します。
共通部分(default)の定義にだけ指定します。
ロギングファイルの保存日数を日単位で指定します。指定した日数を過ぎたファイルは削除されます。指定可能な範囲は1〜99です。
共通部分(default)の定義にだけ指定します。
ロギングレベルを指定します。省略すると、レベル2を指定したものとみなされます。
共通部分(default)および各クライアントごとの定義で指定します。
FTPプロトコルの"USER"でユーザ名とターゲットホスト名を区切るための文字を指定します。省略時は"@"でこの変数に文字列を定義した場合は、その文字だけとなります。英数字を特殊記号(@、$、%、*)の範囲で、最大15種類の文字を指定できます。
共通部分(default)および各クライアントごとの定義で指定します。
データ中継用のバッファサイズ(4096〜65536)を指定します。省略すると、32768バイトを指定したものとみなされます。
共通部分(default)および各クライアントごとの定義で指定します。
ロギング取得時にオーバーフローが発生した場合の処理モードを指定します。共通部分(default)の定義にだけ指定します。指定できる値と動作は、以下の通りです。
give_up
発生時のデータの書込みを中止する
remove_old
一番古い日付のファイルを削除し、新規にファイルをオープンする
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