3.1 各サービスの起動と停止

ファイアウォール機能リファレンスマニュアル

目次索引

本製品のインストールが完了すると、本製品の各サービスが自動的に起動されるように設定されます。したがって、通常は、Windowsシステムを起動すると自動的に、本製品の各サービスが起動されている状態となります。

以下に、本製品の各サービスの種類について示します。

サービス名	説明
FUJITSU FW IP filter	IP フィルタリング活性サービス
FUJITSU FW Filter log	IP フィルタリングロギングサービス
FUJITSU FW Alert	アラート監視サービス
FUJITSU FW Event	イベント監視サービス
FUJITSU FW remote	SDFW暗号（旧 Safegate暗号）／認証ゲートウェイサービス
FUJITSU FW IPsec oakley デーモン	IPsec oakley サービス
FUJITSU FW IPsec SA 管理デーモン	IPsec SA 管理サービス
FUJITSU FW fwsndrip	仮想アドレス広報サービス
FUJITSU FW 集中管理クライアント	Safegate 集中管理サービス
FUJITSU FW Policy Agent	ポリシーエージェントサービス

上記のサービスは、以下の機能を運用するためのサービスです。

IP パケットフィルタリングを行うためのサービスです。

IP パケットフィルタリングの処理状態をロギングするためのサービスです。

アラート情報を監視するためのサービスです。

イベント情報を監視するためのサービスです。

サイト間暗号通信（ SDFW暗号通信）およびユーザ認証を行うためのサービスです。

IP セキュリティ通信を行うためのサービスです。

IP セキュリティ通信を行う場合に、自動鍵交換を利用する場合のサービスです。

仮想アドレス広報を行う場合のサービスです。

Safegate 集中管理と連携する場合のサービスです。

管理コンソール／ポリシーサーバと接続するためのサービスです。

また、FUJITSU FW IPsec oakley、FUJITSU FW IPsec SA管理および FUJITSU FW集中管理クライアントは、インストールされた直後の設定では、スタートアップ種別は「手動」に設定されています。その他のサービスは「自動」に設定されています。備考

スタートアップ種別の変更

各サービスとも、スタートアップ種別を変更することができます。

FUJITSU FW Policy Agentサービスは、統合環境設定を利用する場合には「自動」に、ファイアウォール独自設定の場合は「手動」に設定されます。なお、ファイアウォール独自設定の場合、本サービスは起動する必要はありません。

各サービスの起動と停止には、決まった順序があります。順序を守って起動および停止の操作を行ってください。

以下に、それぞれの操作方法について示します。

なお、統合環境設定を利用している場合、配信後、自動的にファイアウォール機能の再起動が行なわれるため、以下の操作は必要ありません。

サービスを起動するには、以下の手順で操作します。

サービスを停止するには、以下の手順で操作します。

目次索引