ファイアウォール機能 管理者ガイド

5.2.1.1 初期導入手順

Security Director（サーバ）をホットスタンバイによる二重化運用として新規に導入する場合の手順について以下に説明します。

(1) ネットワーク環境の構築

Security Directorが動作するネットワーク環境を、運用側／待機側の両ノードで構築します。

このとき、環境設定後、ノードをリブートしてください。

(2) Security Directorのインストール

運用側となるネットワーク・サーバへ、Security Directorをインストールします。このとき、二重化機能を使用するようにインストールしてください。また、二重化機能の設定では、プライマリサーバとしてください。

(3) リブート

運用側となるネットワーク・サーバをリブートします。運用状態として起動されます。

(4) Security Directorのインストール

待機側となるネットワーク・サーバへ、Security Directorをインストールします。このとき、二重化機能を使用するようにインストールしてください。また、二重化機能の設定では、セカンダリサーバとしてください。

(5) リブート

待機側となるネットワーク・サーバをリブートします。待機状態として起動されます。

(6) ポリシー配信

クラスタ構成のポリシーを作成し、配信します。

(7) ホットスタンバイ運用状態の確認

サーバモニタより、ホットスタンバイ運用が正常に動作していることを確認します。