ファイアウォール機能 管理者ガイド
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第4章 ホットスタンバイシステム(Windows版)> 4.4 ホットスタンバイ環境設定

4.4.1 導入

以下に、ホットスタンバイシステムの導入手順について説明します。

  1. ホットスタンバイシステムを構成する本体装置を設置します。

    このとき、システム異常の監視を行なうため、本体装置に添付されている以下のいずれかの製品をインストールしてください。

  2. ホットスタンバイシステムを構成するそれぞれの本体装置をTCP/IPネットワークで接続し、ファイアウォールの相互監視機能(ハートビート)が有効になるように設定します。

    なお、ファイアウォールの相互監視機能は、業務LAN を利用しており、専用のインタフェースを用意する必要はありません。

  3. ホットスタンバイシステムの稼動状況を監視するため、SNMPマネージャがインストールされたシステムを用意し、双方のファイアウォールシステムが接続されているネットワークに接続します。

    SNMPマネージャとして、以下の製品を推奨します。

    また、ファイアウォール機能から通知されるSNMP TRAPメッセージは、以下の製品でも参照することができます。

  4. 通常のインストール手順に従い、BASEドライバ、ファイアウォール機能のインストールを行ないます。このBASEドライバのインストール時に、ホットスタンバイ機能の設定を行います。

異常監視を正確に行うために、運用系マシン、待機系マシン、SNMPマネージャ動作マシンの時刻情報を事前に合わせておいて下さい。


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