ファイアウォール機能 インストールガイド
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第6章 インストール(Linux版)> 6.2 インストール手順> 6.2.4 install.shシェルの実行

6.2.4.5 二重化機能の設定

二重化機能(ホットスタンバイ:Hot Stanby)の設定を行います。

■二重化運用の設定

Do you want hot-standby (Duplication)? [y/n]

Please input :

二重化機能を使用する場合は、“y”を入力したのち、次の情報を設定します。二重化機能を使用しない場合は、“n”を入力してください。

■プライマリサーバ、セカンダリサーバの設定

Please input hot-standby server type.

1. primary
2. secondary

Please input :

プライマリサーバ(通常運用サーバ)またはセカンダリサーバ(バックアップ運用サーバ)を選択します。

■クラスタ番号の設定

Please input cluster number.
input from 1 to 15.

Please input :

クラスタ番号を“1”から“15”の間で選択して設定します。プライマリサーバとセカンダリサーバの組み合わせを識別する値となるため、他の二重化構成のファイアウォール(サーバ)と値が重ならない、かつ、プライマリサーバとセカンダリサーバで同一の値である必要があります。

■代表IPアドレスの設定

Please input eth0 virtual IP address

IP Address : 172.16.1.11
Default Gateway : 172.16.1.1
Subnet Mask : 255.255.255.0

Please input :

二重化機能を使用する場合は、2台のファイアウォール(サーバ)に割り当てる共通の代表IPアドレスを指定します。アダプタ毎に、プライマリサーバとバックアップサーバで共通のIPアドレスを指定します。
アダプタの実IPアドレスと同一サブネットのIPアドレスで指定します。すでに設定されている実IPアドレス、デフォルトゲートウェイ以外で入力してください。


インストール後に二重化機能の設定をおこなうことも可能です。設定方法は「第11章 コンフィグレーションユーティリティ(Linux版)」を参照してください。


二重化構成の両サーバにおいて、同一のインタフェース番号(eth0の場合は0、eth1の場合は1)を持つインタフェースは、同一のサブネットに属したネットワーク構成とする必要があります。例えば、プライマリノードのeth0とセカンダリノードのeth1が同一サブネットに属するような構成では、ホットスタンバイ機能が正常に動作しません。


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