ファイアウォール機能 インストールガイド
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第6章 インストール(Linux版)> 6.1 インストールの前に> 6.1.4 留意事項

6.1.4.3 ARPテーブル数について

Linux版 Interstage Security Directorで管理するARPテーブル数を超過するようなネットワーク端末が存在する場合、通信性能が劣化することがありますので、管理可能なARPテーブル数の8割程度以下になるようなネットワーク設計としてください。

Interstage Security Director V60L10で管理可能なARPテーブル数は2048です。


サブネットマスクが255.255.255.0のようなネットワークであれば、そのセグメントの最大端末数が256以下となるため、このような2つのサブネットをルータモードで利用している場合は、上限値を超過することはありません。

しかし、サブネットマスクが255.255.0.0のようなネットワークの場合には、そのセグメントに最大65536台の端末が設置可能となるため、上限値を超過する可能性があります。


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