ファイアウォール機能 インストールガイド
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第4章 ファイアウォ−ル機能の動作環境> 4.3 「Interstage Security Director (Linux版)」

4.3.2 資源容量の見積り

ここでは、必要資源の見積りについて説明します。

■静的ディスク所要量

本製品のインストール時に必要となる静的ディスク容量(固定値)は、以下の通りです。

項番

ディレクトリ

ディスク所要量
(単位:Mバイト)

備考

1

/

0

2

/usr

0

3

/var/opt

25

FJSVpolclでは15Mバイト必要です。

FJSVfwipではログのデフォルト量を 10M として、計25Mとしています。必要に応じて追加計上してください。

4

/etc/opt

2

5

/home

0

6

/opt

10

■動的ディスク所要量

本製品では、運用中にログ情報を記録するため、ディスク資源が必要となります。
必要となる容量は、運用中に使用する本製品の機能とトラフィックに依存します。
実運用前に試行期間が確保できる場合は、試行期間中にチューニングすることをお勧めします。
以下の値を参考にして、ログ採取のためのディスク所要量を見積もってください。
また、運用開始以降も、ディスク空き容量を確認し、必要に応じて、空き容量を確保するようにしてください。

項目

内容

種別

コネクションログ
(アドレス変換情報を含みます)

格納ディレクトリ

初期値は、以下の通りです。
/var/opt/FJSVfwip/log

ファイルの内容

ポリシー条件に一致した場合、以下のパケットログを採取します。
・TCP は、 Syn, Fin, Rst のみ採取
・UDP は、全て採取
・ICMPは、全て採取
アドレス変換情報は、一番最初にパケットを変換した時のみ採取します(TCP/UDP/ICMP)。

1つのログ書き込み毎に、約0.2Kバイト増加します。

備考


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