ポリシー・フレームワーク コンソールガイド
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第4章 ポリシー情報を作成するための準備> 4.5 ポリシーで管理する機器を作成する

4.5.6 IPルート情報オブジェクトの作成(オプション)

ルータの静的な中継情を設定します。IPルート情報オブジェクトは、負荷分散/QoS制御、またはLinux版 Security Director ファイアウォール機能で使用します。IPv4のルート情報のみ設定可能です。



ネーム・スペースから、IPルート情報を作成する「ネットワーク・サーバ」、クラスタ構成の「プライマリ(運用側)ノード」のどちらかをクリックします。「編集」メニュー から「新規作成」、「IPルート情報」を選択します。

■「IPルート情報」タ

宛先ネットワー
中継先のサブネットアドレスおよびサブネットマスクのアドレス・プレフィックスを1〜32の範囲で入力します。

ゲートウェ
経路の中継を行うルータのIPアドレスを入力します。ここで入力するアドレスは、ネットワーク・サーバに設定されている、どれかのサブネットに属している必要があります。

メトリッ
各通信経の選択順位を1〜15の範囲で入力します。目的サイトまでの経路が複数存在する場合、優先して使用する経路に対して、もっとも小さい値を入力します。ルータは、経路を選択するにあたって、メトリック値(通信コス)のもっとも小さい経路から順番に通信を試みます。


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