ポリシー・フレームワーク コンソールガイド |
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第4章 ポリシー情報を作成するための準備 | > 4.5 ポリシーで管理する機器を作成する |
ルータの静的な中継情報を設定します。IPルート情報オブジェクトは、負荷分散/QoS制御、またはLinux版 Security Director ファイアウォール機能で使用します。IPv4のルート情報のみ設定可能です。
IPルート情報オブジェクトを作成し、1つ以上ルート情報を追加、このポリシーをネットワーク・サーバへ配信した時点で、予めネットワーク・サーバ側で設定されたOSのIPルート情報(routeコマンド等)は無効になります。ネットワーク・サーバ側で設定するIPルート情報を有効に活用したい場合は、IPルート情報のオブジェクトは作成しないでください。詳しくは、「負荷分散/QoS制御 インストールガイド」、ファイアウォール機能での設定に関する詳細は、「ファイアウォール機能 インストールガイド」を参照してください。
本製品でサポートしているルーティング・プロトコルは RIP version 1です。
ネーム・スペースから、IPルート情報を作成する「ネットワーク・サーバ」、クラスタ構成の「プライマリ(運用側)ノード」のどちらかをクリックします。「編集」メニュー から「新規作成」、「IPルート情報」を選択します。
■「IPルート情報」タブ
宛先ネットワーク
中継先のサブネットアドレスおよびサブネットマスクのアドレス・プレフィックスを1〜32の範囲で入力します。
ゲートウェイ
経路の中継を行うルータのIPアドレスを入力します。ここで入力するアドレスは、ネットワーク・サーバに設定されている、どれかのサブネットに属している必要があります。
メトリック
各通信経路の選択順位を1〜15の範囲で入力します。目的サイトまでの経路が複数存在する場合、優先して使用する経路に対して、もっとも小さい値を入力します。ルータは、経路を選択するにあたって、メトリック値(通信コスト)のもっとも小さい経路から順番に通信を試みます。
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