マニュアル名
目次 索引 前ページ次ページ

上へ第6章 TeamWARE Libraryを操作する

6.2  ライブラリを指定する

Libraryでは、最初に、操作の対象となるライブラリまたはフォルダを選択します。ライブラリまたはフォルダは、メインウィンドウの左側のリストボックスから選択します。
また、他のサイトのライブラリまたはフォルダの一覧を表示することもできます。他のサイトのライブラリやフォルダの詳細については、6.2.2 他のサイトのライブラリを指定するを参照してください。
メインウィンドウの左側のリストボックスから選択する以外に、ライブラリまたはフォルダへのショートカットを使用する方法もあります。ショートカットの詳細については、6.4 ショートカットを作成するを参照してください。

 
6.2.1 表示するライブラリを指定する

表示するライブラリの指定方法について説明します。

◆表示メニューのコマンドによるライブラリの表示

メインウィンドウの[表示]メニューで、以下に示すコマンドをクリックすると、一覧表示するライブラリの種別を指定できます。

image
  • 標準モードで運用した場合と小規模ライブラリ限定モード([サイトオプションの定義]のメニューで設定)で運用した場合とでは、ライブラリの前に表示されるimageマークの意味が異なります。小規模ライブラリ限定モードの場合は、配下にフォルダがあることを示しますが、標準モードの場合は、そのライブラリ配下をまだ展開していない(表示していない)という意味になります。
    ライブラリのモードについては、6.9.10 サイトオプションの定義を行うを参照してください。
  • メインウインドウを開いたあとに作成されたライブラリは、[最新の情報に変更]コマンドを選択しても表示に追加されません。ログイン後に作成されたライブラリを表示するには、再度ログインする必要があります。
 
6.2.2 他のサイトのライブラリを指定する

エンタープライズ機能によって、他のサイトにあるライブラリを指定することができます。
他のサイトのライブラリを指定するには、Libraryマネージャやシステム管理者から、その機能を利用するための権限が与えられている必要があります。
詳細については、Libraryマネージャやシステム管理者に確認してください。
サイトおよびエンタープライズ機能の詳細については、”TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。

サイト間直接アクセス

他のサイトのライブラリへアクセスすることを、サイト間直接アクセスといいます。
サイト間直接アクセスは、以下のように操作します。

  1. メインウィンドウの[ライブラリ]メニューで、[他のライブラリを選択]コマンドをクリックします。
    ⇒ [ライブラリ、階層化組織またはエリアを検索]ウィンドウが表示されます。

    image

  2. [検索ベース]ドロップダウンリストボックスから、検索する範囲を選択します。
  3. [検索の対象]ドロップダウンリストボックスから、検索する対象を選択します。
  4. [ライブラリ名]、[階層化組織名]または[エリア名]フィールドに、検索するエントリ名を入力します。
  5. [検索開始]ボタンをクリックします。
    ⇒ 検索結果が[エントリ]フィールドに表示されます。
  6. 対象とするエントリを選択して、imageボタンをクリックします。
    ⇒ 選択したエントリが、[ライブラリ/階層化組織/エリア]フィールドに表示されます。表示したいライブラリ、階層化組織、またはエリアのすべてが[ライブラリ/階層化組織/エリア]フィールドに表示されるまで、操作を繰り返します。
  7. [OK]ボタンをクリックします。
    ⇒ 各サイトごとに、メインウィンドウが表示されます。
image 同じサイト内であれば、別サーバにあるライブラリ間でも、文書のコピーや移動ができます。サイトが異なるライブラリ間では、文書のコピーや移動ができません。またフォルダの移動もできません。文書のコピーや移動については、6.7.2 文書をコピー/移動するを、フォルダの移動については、6.9.7 フォルダを移動するを参照してください。

 
6.2.3 ショートカットからライブラリ、フォルダを表示する

ショートカットからライブラリおよびフォルダを表示することができます。
Windows(R)のデスクトップ、またはファイルとして保存してある、特定のライブラリまたはフォルダへのショートカットからライブラリまたはフォルダを表示するには、以下の3つの方法があります。

なお、いずれの場合も、ショートカットを選択して処理を行うと、新しくメインウィンドウが表示され、ライブラリまたはフォルダが表示されます。ただし、すでにショートカットによって開いたメインウィンドウが表示されており、なおかつ選択して処理したショートカットが、同じサイト内のものであれば、既存のウィンドウに追加されて表示されます。
ショートカットの作成方法については、6.4 ショートカットを作成するを参照してください。

 
6.2.4 ライブラリ、フォルダのプロパティを表示する

ライブラリおよびフォルダのプロパティを表示できます。
ライブラリおよびフォルダのプロパティでは、ライブラリやフォルダの所有者やキーワードなどといった、ライブラリやフォルダについてのより詳しい情報が表示されます。
ライブラリおよびフォルダのプロパティは、[ライブラリのプロパティ]ウィンドウおよび[フォルダのプロパティ]ウィンドウに表示されます。
[ライブラリのプロパティ]ウィンドウを表示するには、一覧からライブラリをクリックし、[ライブラリ]メニューで[プロパティ]コマンドをクリックします。
[フォルダのプロパティ]ウィンドウを表示するには、一覧からフォルダをクリックし、[ライブラリ]メニューで[プロパティ]コマンドをクリックします。
詳細については、オンラインヘルプを参照してください。

◆ TeamWARE Webサービスとの連携

TeamWARE Webサービスとの連携においては、ライブラリのオブジェクト(ライブラリ、フォルダ、および文書)のそれぞれに対応するURLアドレスが割り当てられています。
このURLを取り出して、Webブラウザで直接指定しても、オブジェクトの内容を参照することができます。
これらのURLは、ライブラリ、フォルダおよび文書の[プロパティ]ウィンドウの[URL]ページ表示されています。
以下に、[ライブラリのプロパティ]ウィンドウの[URL]ページの例を示します。

image 

[URL]フィールドの右横にあるimageをクリックすると、そのURLの文字列が、Windows(R)のクリップボードにコピーされます。
これをWebブラウザで直接指定することができます。

それぞれのURLアドレスは、メールのメッセージやForumのメッセージに記述すれば、直接オブジェクトにリンクすることになり、参照が便利になります。

image
  • [ライブラリのプロパティ]ウィンドウおよび[フォルダのプロパティ]ウィンドウの[利用許可]ページで、利用許可を付与されたユーザがディレクトリから削除された場合、またはディレクトリサーバが動作していないなどの理由で、ユーザの検索に失敗した場合は、[ユーザ/グループ]フィールドに“不明”と表示されます。“不明”と表示されたユーザは、リストから削除することはできますが、利用許可の種類を変更することはできません。
  • サイト間直接アクセスが設定されている状態で、他サイトのライブラリのプロパティを参照した場合、プロパティ情報の[サービス]は、つねに空白となりますが、動作には影響ありません。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright(C) TeamWARE Group 0y 2005 and Fujitsu Limited 2005 and/or their licensors