Interstage Service Integrator 解説書 |
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DTDは、Document Type Definitionの略です。
XMLのスキーマ言語の1つです。
EAIは、Enterprise Application Integrationの略です。
企業内の異なる業務システムや企業間のシステムを相互に連携し、プロセスやデータを統合するための技術のことです。一般には、“企業アプリケーション統合”と訳されます。富士通は、EAIを“独立した複数の部門システムや他企業のシステムを、スピーディに連携させ、新しい価値を創造するための論理的なハブを構築する基盤”と定義しています。ここでいう“連携”とは、ネットワーク(オープンネットワーク、クローズネットワークを問わず)を介して、受発注や決済などの電子情報を相互交換することを意味します。
ERPは、Enterprise Resources Planningの略です。
生産や販売、在庫、購買、物流、会計、人事など企業内のあらゆる経営資源を統合的に管理し、効率化を図ろうとする経営手法のことです。
ERPパッケージとは、企業の基幹系業務システムを統合した業務パッケージであり、経理、生産管理、人事管理などの企業の基幹業務にかかわるコンピュータ・システムを個別に作るのではなく、関連づけたシステムとしてトータル的に構築できるように、あらかじめ用意されたパッケージ群のことを意味します。
ESBは、Enterprise Service Busの略です。
SOAに基づいたアプリケーション統合のインフラストラクチャとなるマルチプロトコルをサポートする高機能なメッセージバス、あるいはそれを含む統合型ミドルウェアテクノロジ、ミドルウェア製品のことです。Webサービスなどのオープンな標準仕様に準拠して開発されたサービス(アプリケーションやコンポーネント)を相互連携させることができます。
フォーマット変換システムの導入から運用までを可能とするソフトウェアです。
GUI画面からトランスレーションの定義を入力するソフトウェアです。
入力後は、“変換テーブル”というファイルを生成します。変換テーブルには入出力のフォーマット(レイアウト)、変換仕様などが格納されます。
一般フォーマットから、一般フォーマットへのデータ変換です。
FLAT変換の代表的な例として、文字コード変換、型変換、文字列編集、項目選択、演算、項目コード変換、CSV変換などがあります。
インタフェース調整の負荷を軽減するためのコンポーネントです。
共通フォーマットの作成を支援する、クライアント機能と、FLATデータのフォーマット変換を行うサーバ機能があります。
GUIは、Graphical User Interfaceの略です。
ユーザがディスプレイを使うときのグラフィック的な“見え方”と“操作方法”を提供するソフトウェアです。
J2EEは、Java2 Enterprise Editionの略です。
米国Sun Microsystems,Inc.が提唱したJavaによる分散アプリケーション向けのコンポーネントアーキテクチャおよび規約であり、Javaコンポーネント開発の標準仕様です。
米国Sun Microsystems,Inc.が開発した、Web上で高度なインタラクティブ(双方向)アプリケーションを開発できる、オブジェクト指向のプログラミング言語です。
JAX-RPCは、Java API for XML-based RPCの略です。
SOAPの仕様に従って記述されたXMLドキュメントでリモート呼出しを行うためのJavaAPIのことです。
JAXMは、Java API for XML Messagingの略です。
SOAPの仕様に従って記述されたXMLドキュメントの交換を行うためのJavaAPIのことです。
JMSは、Java Message Serviceの略です。
JMS APIを使用した非同期アプリケーションの運用を可能とします。
複数のユーザ間で、リアルタイムにメッセージをやり取りすることです。
RDBは、Relational Data Baseの略です。
データを表形式であらわすデータベースです。
遠隔地に存在するコンピュータ上のプログラムをネットワークを介して呼び出すこと、またはそのような遠隔呼び出しを可能にしたインタフェースのことです。RPCにより、複数のコンピュータを使った分散処理が可能になります。
SOAは、Service-Oriented Architectureの略です。
ビジネスプロセスの構成単位に合わせて構築・整理されたソフトウェア部品や機能を、ネットワーク上に公開し、これらを相互に連携させることにより、柔軟なエンタープライズ・システム、企業間ビジネスプロセス実行システムを構築しようというサービス指向のアーキテクチャのことです。
SOAPは、Simple Object Access Protocolの略です。
ネットワークを経由して別のコンピュータで動作するソフトウェア・コンポーネントの機能を呼び出して使用するためのプロトコルです。
データの搬送にHTTPを使用し、その上で搬送される命令やデータの記述にXMLを使用しています。SOAPを利用するとHTTPで通信できる環境であれば、遠隔地にあるコンピュータに対してサービスの要求を出し、それに対するレスポンスを受けることができます。
SOAPの生成・解釈、送受信などの機能をもったSOAPの実装です。SOAPプロセッサとも呼ばれます。
UDDIは、Universal Description, Discovery and Integrationの略です。
e-MarketplaceにおけるXMLベースの企業情報(社名、提供製品、対象市場など)を得るためのディレクトリです。
WSDLは、Web Service Description Languageの略です。
XMLベースのWebサービスにおけるインタフェース記述言語であり、Webサービスにおけるアクセスポイント(URL)、使用プロトコル(SOAP、HTTP、MIME)、メッセージの形式(XML Schema)などの情報を記述することが可能です。
XMLのスタイルシート言語です。任意のXML文書を読み込んで、それを加工して出力する簡易なスクリプト言語として使用することができます。また、出力はXML文書とは限らず、プレーンテキストやHTMLを出力することができます。
従来のインターネット言語であるHTMLの次世代言語として注目されている言語で、HTMLが固定マークアップ方式に対し、XMLでは文書独自の方式を設定できます。
XML文書の構造(スキーマ)を定義する仕様です。従来のDTDに対して、数値日付などデータ型や構造定義の継承を導入し、データ交換性を高めています。
1レコードの中に複数の項目がある固定長のフォーマットのことです。項目1つずつに、長さ、属性が決められていて、項目の順番も入れ替わることなく並んでいる必要があります。
一般フォーマットの属性は、FEDIT/FL-TABLEの[一般フォーマット登録]画面で登録します。
サービス間における、データのマッピングや共通フォーマットの作成を支援するための機能です。
サービスとISIを連携するためのポイントです。
エンドポイントには、サービス利用側とISIとの連携ポイントである受信側エンドポイント、ISIとサービス提供側との連携ポイントである送信側エンドポイントがあります。
エンドポイントに関する情報は、エンドポイント定義で定義します。
サービスとISIを連携するための情報を定義します。エンドポイント定義とサービス情報から構成されます。
エンドポイント定義には、サービス利用側とISIとの連携を定義する受信側エンドポイント定義、ISIとサービス提供側との連携を定義する送信側エンドポイント定義があります。
レコードの大小関係を決めるのに使用するレコード中のフィールドのことです。
クライアントアプリケーションから共通のインタフェースでサービスを呼び出すための機能です。共通インタフェースとして、共通メッセージ、APIを提供します。
共通メッセージは、“ヘッダ”と“ペイロード”で構成された、ISI内で利用するメッセージです。
ヘッダには、ISIを実行するための管理情報を設定します。ペイロードには、転送したいユーザデータを設定します。
共通メッセージに、サービスのあて先、実行するメディエーション機能の種類、部品へ渡す値などをセットすれば、ISIがセットされたとおりに、メディエーション機能を実行し、サービスを呼び出します。
SOAの考えに基づいた、組合せの対象となるアプリケーションプログラムのことです。外部から呼び出されることを前提に開発されています。
ユーザが指定した順に、標準提供の部品やユーザアプリケーションを呼び出すためのコンポーネントです。
ISIで受信したメッセージを指定した順に加工・編集し、サービスやクライアントに結果を送信します。
メディエータファンクションの実行順やメディエータファンクション実行時に必要な情報を定義します。シーケンス定義、プロパティ情報、シーケンスブロック、実行ステップ情報から構成されます。
シーケンスエンジンからメディエータファンクションを呼び出す場合の呼出し単位のことです。
一般フォーマットを識別するIDです。FEDIT/FL-TABLEの[一般フォーマット登録]画面で登録します。
FEDIT/FL-TABLEでフォーマットを定義する場合に使用するフラットIDの日本語名称です。
共通メッセージの一部です。転送するユーザデータが格納されています。
共通メッセージの一部です。ISIを実行するための管理情報が格納されています。
各種プロトコルやAPIを利用したメッセージ交換を実現するための機能です。
サービス間におけるインタフェースを調整するための機能です。インタフェースを調整するための部品を標準提供しています。
シーケンスエンジンから呼び出す機能(部品)のことです。メディエータファンクションには、XML Validation、XML Emergerなどがあります。ユーザプログラムをメディエータファンクションとして呼び出すこともできます。
メディエータファンクションのインタフェース情報を定義します。
現在主流となっている仕様ではなく、一世代前に用いられていたハードウェアやソフトウェア、ドキュメント類のことです。
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