Linkexpress SSL通信環境導入説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 証明書管理パッケージのコマンド

4.8 cmentcertコマンド

■名称

証明書登録コマン

■形式

cmentcert  ファイル名
          [-ed 証明書運用管理ディレクトリ]
          [-nv]
          [-ca | -own]
          [-nn ニックネーム ]

■機能説明

発行局から取得した証明書を自システムに登録します。

■オプションの意味

ファイル名

登録する証明書が格納されているファイル名を絶対パスで指定します。

[-ed 証明書運用管理ディレクトリ]

証明書運用管理ディレクトリを絶対パスで指定します。本オプションを省略すると、環境変数"CMIPATH"に設定したディレクトリが採用されます。

[-nv]

証明書を登録する際、証明書の検証を行わない場合に指定します。通常は指定しないでください。

[-ca | -own]

登録する証明書の種類を指定します。発行局(CA)の証明書を登録する場合は-caを指定します。自システムの証明書を登録する場合は-ownを指定します。両方のオプションを省略した場合、自システム、発行局のいずれでもない他のシステムに対する証明書として扱います。

[-nn ニックネーム]

証明書につけるニックネーを指定します。

■コマンド実行例(UNIXサーバの場合)

ニックネーム(Jiro)を指定して証明書(/entdir/Jiro.cert)を登録します。

実行例中で"normal end certid = 〜"とメッセージが出力されているのは、証明書の登録処理が正常終了したことを示しています。また、"certid = "の後に続いて表示されている文字列は、この証明書に付与された証明書識別名を示しています。

Example# cmentcert /entdir/Jiro.cert -ed /home/sslcert -nn Jiro -own
 normal end  certid = vu5sdPOks1PpzzL+03FmybwPrmg=
Example#

■注意事項


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2006