PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第11章 ファイルシステムのバックアップとリストア> 11.2 Linux標準コマンドによるバックアップ

11.2.1 ファイル単位のバックアップ

マウントされた状態で、1 個のファイル、あるいは、ディレクトリ配下のすべてのファイルをバックアップする場合は、cpio(1)、tar(1)、を使用してください。

以下に cpio(1)、tar(1)、を使用しテープへバックアップする例を説明します。


# cd /userdata

# find . -depth -print | cpio -oc > /dev/st0



# cd /userdata

# tar cvf /dev/st0 .


バックアップしたテープは、バックアップ方法がわかるように、ラベルをはって保管してください。cron(8) を利用すると特定時間にバックアップを開始することが可能です。

cpio(1) 、tar(1) の詳細については、オンラインマニュアルを参照してください。

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