PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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9.2.2.3 GFS共用ファイルシステムのカスタマイズ
GFS共用ファイルシステムを作成する sfcmkfs(8) では、ファイルシステムをカスタマイズするパラメタを用意しています。以下に、代表的なパラメタについて説明します。
- アップデートログ領域サイズ (-o logsz=n)
- アップデートログ領域
のサイズを指定します。指定できる値は、最小値が 5 メガバイトで最大値が 100 メガバイトです。省略時は、ファイルシステムサイズの 1% をアップデートログ領域
サイズとします。ただし、ファイルシステムサイズの 1% の値が 5 メガバイト未満の場合は 5 メガバイトに、50 メガバイトを超える場合は 50 メガバイトに設定します。
- メタデータ領域サイズ(-o metasz=n)
- 代表パーティション
内のメタデータ領域
サイズを指定します。省略した場合は、ファイルシステムサイズの約 10% になります。メタデータ領域
サイズを指定しない場合、ファイルシステムサイズが大きくなるほど、メタデータ領域
の使用割合は少なくなります。
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