PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.1 (Linux版) |
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付録F トラブルシューティング | > F.1 トラブルへの対処方法 |
クラスタシステムにおいてクラスが存在する場合、PRIMECLUSTER CFのclinitresetコマンドを実行してPRIMECLUSTERのリソースデータベールを初期化しようとすると、clinitresetコマンドは以下のエラーメッセージを出力して異常終了します。
FJSVcluster: エラー: clinitreset: 6675: Cannot run thie command because Global Disk Services has already been set up.
シャドウクラスが存在するノードが、シャットダウンやパニックなどによって再起動されると、シャドウクラスは削除されますが、/dev/sfdsk/<クラス名> ディレクトリは削除されません。この状態でclinitresetコマンドを実行した場合にも、clinitresetコマンドは上記のエラーメッセージを出力して異常終了します。
GDS 運用管理ビューを使用する場合、「削除」を参照してください。
コマンドを使用する場合、「コマンドリファレンス」を参照してください。
# cd /dev/sfdsk |
共用クラスが RMS リソースとして使用しない設定になっている場合、そのクラスに含まれるボリュームは、ノード起動時に起動されます。そのため、そのボリュームを使用するクラスタアプリケーションを起動すると、すでにボリュームが起動された状態であるため、クラスタアプリケーションは Inconsistent 状態になります。デフォルトでは、クラスは RMS リソースとして使用しない設定になっており、以下のいずれかの操作を行うことで、RMS リソースとして使用する設定にすることができます。
以下のいずれかの方法で、共用クラスを RMS リソースとして使用する設定に変更してください。その後、クラスタアプリケーションを再起動してください。
# /usr/opt/reliant/bin/hvgdsetup -a クラス名 Do you want to continue with these processes ? y |
共用クラスが RMS リソースとして使用する設定になっている場合、そのクラスに属しているボリュームは、ノード起動時に起動されません。そのため、そのボリューム上の共用ファイルシステムは、ノード起動時にマウントされません。デフォルトでは、クラスは RMS リソースとして使用しない設定になっていますが、以下のいずれかの操作を行うと、RMS リソースとして使用する設定になります。
以下のいずれかの対処を行ってください。
a) 共用クラスを RMS リソースとして使用する場合は、そのクラスのボリュームに共用ファイルシステムを作成することはできません。別のクラスのボリュームに共用ファイルシステムを作成してください。
b) 共用クラスを RMS リソースとして使用しない場合は、以下のいずれかの方法で、クラスを RMS リソースとして使用しない設定に戻してください。その後、システムを再起動してください。
# /usr/opt/reliant/bin/hvgdsetup -d クラス名 |
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