PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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第1章 機能> 1.3 運用管理性を向上させる機能> 1.3.6 大容量化とI/O負荷分散

1.3.6.4 ディスクミラーリングとの併用

コンカチネーションとストライピングは、データの冗長性を提供しません。むしろ、多数のディスクを使う分、通常のディスクを単体で使用する場合よりも、ディスク故障によってデータが破損する頻度は高くなります。

GDS では、コンカチネートあるいはストライピングしたディスクをミラーリングすることによって、大容量化や I/O 負荷分散と同時に、データを冗長化することができます。コンカチネーションまたはストライピングを使用する場合には、ミラーリングと併用することを推奨します。

[図: ストライピングとミラーリングの併用]



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