PowerSORT V4.0 使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 PowerSORTのbsortコマンドを使用する> 3.2 bsortコマンドオプション

3.2.24 インデックス指定オプション(-X)

出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合に、インデックスフィールドを指定します。
富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合は、インデックス指定オプション(-X)を省略できません。

■記述形式

-X index-def [ ,index-def ...]

はじめに主キーを指定し、その後に副キーを指定します。

index-def の記述形式

pos.len typ opt

pos

インデックスフィールドの位置をレコードの先頭を0としたバイト位置で指定します。

len

インデックスフィールドの長さをバイト数で指定します。

typ

インデックスフィールドのデータ形式をlen に続けて指定します。
以下に、インデックスフィールドのデータ形式と長さを示します。

種類

データ形式

typ

長さ
(バイト)

意味

文字

ASCIIコード(注1)

asc

1〜254

富士通COBOLのCHARTYPE

Unicode UCS-2形式(注2)

uc2

2〜254
(2の倍数)

富士通COBOLのCHARTYPE

Unicode UTF-8形式(注3)

ut8

1〜254

富士通COBOLのCHARTYPE

注1) 入力コード系オプション(-q)がEBCDICコード系以外の場合に指定できます。

注2) 入力コード系オプション(-q)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocale、かつ環境変数のBSORT_UCS2TYPEまたはスタートアップファイルのBSORT_UCS2TYPEが指定無しまたはLITTLE_ENDIANの場合に指定できます。

注3) 入力コード系オプション(-q)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocaleの場合に指定できます。

opt

インデックスフィールドの操作をtyp に続けて指定します。指定可能な操作を以下に示します。
最終セグメントには、必ずeを指定します。

opt

意味

a

昇順に並べます。

d

インデックスに重複キー指定を示します。
nと排他関係にあります。

e

セグメントの終りを示します。

n

インデックスにユニークキー指定を示します。
dと排他関係にあります。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005