Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
目次 索引 前ページ次ページ

第5部 リファレンス> 第15章 定義ファイルの形式> 15.2 利用状況分析機能のファイル> 15.2.3 オプション定義ファイル

15.2.3.3 ファイル内部の書式(サブネット単位分析定義ブロック)

サブネット単位分析定義ブロックは、利用状況分析機能において、IPアドレスをグループ化したサブネット単位に観点をおいた分析を行いたい場合に、分析対象となるサブネットに名前を定義します。

サブネット単位分析定義ブロックは、以下の形式で記述します。

■形式

[SubnetName]

subnet-region=subnet-name


■説明

◆[SubnetName]


サブネット単位分析定義ブロックの開始を表します。

◆subnet-region

サブネット名を定義する対象となるサブネット範囲を指定します。

サブネット範囲は、以下の形式で指定します。

<形式>

<意味>

i.i.i.i-j.j.j.j

i.i.i.iからj.j.j.jまでの範囲

i.i.i.i

i.i.i.iからi.i.i.255までの範囲

i.i.i.*

i.i.i.0からi.i.i.255までの範囲

i.i.*

i.i.0.0からi.i.255.255までの範囲

i.*

i.0.0.0からi.255.255.255までの範囲

*

0.0.0.0から255.255.255.255までの範囲

上記において、i, jはそれぞれ0以上255以下の整数、*(アスタリスク)はワイルドカード指定を意味します。

ひとつの定義文内で、ワイルドカード(*)を複数指定することはできません。

◆subnet-name

サブネット範囲に対応するサブネット名を指定します。

サブネット名は、以下の形式で指定します。

image

サブネット単位分析定義ブロックを定義する際の注意事項を以下に示します。

■例

定義例は、以下のとおりです。

[SubnetName]

10.20.125.0-10.20.125.127=サブネット例

192.168.*=Subnet_Example


[SubnetName]

10.*=SQC

10.20.30.*=SQC_Agent

10.20.30.0-10.20.30.127=SQC_Manager

[SubnetName]

10.20.30.*=SQC_Manager

10.20.30.128-10.20.30.255=SQC_Agent

10.*=SQC


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 & FUJITSU AUSTRALIA LIMITED 2003 - 2005