Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
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第3部 導入(応用編)> 第9章 Webマーケティングする> 9.1 分析方法・構成の決定> 9.1.6 レスポンス状況について分析したい> 9.1.6.2 レスポンスログ

9.1.6.2.1 概要

レスポンスログは、Webページ利用者の視点でCGIプログラムのレスポンス時間のデータを採取し、蓄積されるログです。

Webページ利用者がCGIプログラム呼び出しを伴うサービスを実行し、CGIプログラムからの結果を受け取るまでにかかった時間をレスポンス時間としてログに蓄積します。

例えば、検索を行うWebページの場合、検索実行開始時から検索結果を表示するまでにかかった時間がレスポンス時間となります。

レスポンスログは以下の3つの機能により採取・蓄積されます。

■データ採取機能1

Webブラウザ上で動作するJavaTMアプレット(ResLog1.class)です。Webページ利用者がWebページを参照し、CGIプログラム呼び出しを伴うサービスを実行することで起動され、サービスを実行した時点のデータを採取します。

なお、この機能が動作するには、あらかじめ、Webページに設定が必要です。

■データ採取機能2

Webブラウザ上で動作するJavaTMアプレット(ResLog2.class)です。Webページ利用者がCGIプログラム呼び出しを伴うサービスの結果を受け取ることで起動され、結果を受け取った時点のデータを採取し、データ採取機能1のデータとあわせてレスポンス時間を計算してデータ蓄積機能へ送信します。

なお、この機能が動作するには、あらかじめ、Webページに設定が必要です。

■データ蓄積機

Webサーバ(インストールマシン)上で動作するCGIプログラム(reslog.cgi)です。データ蓄積機能は、データ採取機能2が起動されることにより自動的に起動されます。データ採取機能2から送信されたデータをSQC拡張ログファイルへ蓄積します。

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