Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - |
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第3部 導入(応用編) | > 第9章 Webマーケティングする | > 9.1 分析方法・構成の決定 |
顧客の動向を分析するために、利用者を特定した分析を行うことができます。
利用者は、以下の方法で特定することができます。
Webサーバで認証を行っている場合には、その認証ユーザ名をキーに分析することができます。
Webサーバで認証した利用者名で利用者を特定した分析を行う手順を以下に示します。
WebサーバでCGIを利用して認証を行っている場合には、Webサーバのログには認証ユーザに関する情報は出力されません。CGIで認証したユーザ名をCookieに設定することで、利用者を特定した分析を行うことができます。
また、CGIでの認証は行っていない場合でも、Webサービスの各ページでユーザを特定できる識別名をCookieに設定することで、利用者を特定した分析を行うことができます。
Cookieに設定したIDで利用者を特定した分析を行う手順を以下に示します。
情報公開サービスなどWebサーバでの認証を行わず、Cookieによる情報設定も行わない場合には、クライアントホストで利用者を特定することができます。
クライアントホストでの利用者の特定は、クライアントのIPアドレスおよびホスト名で行うことができます。
クライアントホストで利用者を特定した分析を行う手順を以下に示します。
利用者を特定した分析を行うには、分析対象とするWebサービスの利用時に、確実に認証またはCookieの設定が行われるようにコンテンツを作成する必要があります。認証およびCookieの設定がされない状態で、Webサービス内のページに直接アクセスされた場合には、利用者を特定した分析は行うことができません。
Cookieに設定したIDで利用者を特定した分析を行う場合、利用者がブラウザの設定でCookieの使用を禁止している場合には、利用者を特定した分析を行うことはできません。この場合には、クライアントホストで利用者を特定した分析を行うことになります。
クライアントホストで利用者を特定した分析では、以下の場合には、異なる利用者でも同じクライアントホストとして扱われることがありますので注意してください。
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