PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) (Linux版) |
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第5章 クラスタシステム上での運用 | > 5.1 クラスタシステムへの対応概要 | > 5.1.3 カスケード | > 5.1.3.1 起動 |
NIC切替方式には3つのIP引継ぎ機能があります。詳細については、“5.1.1.1.2 NIC切替方式”を参照してください。
論理IP引継ぎの場合は、伝送路二重化機能の起動時に各ノードの物理インタフェース(eth1)を活性化し、クラスタアプリケーションの起動により、優先度の高い運用ノード上で引継ぎ仮想インタフェース(eth1:1)を活性化します。
図5.18に、論理IP引継ぎの起動時の動作を示します。
物理IP引継ぎIの場合は、伝送路二重化機能の起動時に各ノードの物理インタフェース(eth1)を活性化し、クラスタアプリケーションの起動により、優先度の高い運用ノード上で物理インタフェース(eth1)に引継ぎIPアドレスを割当て、活性化します。この時、待機ノード上の物理インタフェース(eth1)はそのままの状態を維持します。
図5.19に、物理IP引継ぎIの起動時の動作を示します。
物理IP引継ぎIIの場合は、伝送路二重化機能の起動時に各ノードの物理インタフェース(eth1)を活性化せず、クラスタアプリケーションの起動により、優先度の高い運用ノード上で物理インタフェース(eth1)に引継ぎIPアドレスを割当て、活性化します。この時、待機ノード上の物理インタフェースは活性化しません。
図5.20に、物理IP引継ぎIIの起動時の動作を示します。
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