PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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第5章 クラスタシステム上での運用> 5.1 クラスタシステムへの対応概要> 5.1.1 運用待機> 5.1.1.1 起動

5.1.1.1.1 高速切替方式

クラスタアプリケーションの起動により、運用ノード上で引継ぎ仮想インタフェース(sha0:65等)が活性化され、引継ぎ仮想IPアドレスを使用した通信が可能となります。

通常運用時は、運用ノード上の引継ぎ仮想インタフェースを使用して相手システムと通信を行います。

なお、仮想インタフェース(sha0等)は、伝送路二重化機能の起動直後は非活性状態であり、クラスタアプリケーションの最初の起動時に活性化されます。以降はクラスタアプリケーションの停止、再起動にかかわらず、システムが停止するまで活性状態となります。

図5.2に、高速切替方式の起動時の動作を示します。

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[図5.2 高速切替方式の起動時の動作]


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