PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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第2章 機能> 2.2 オプション機能> 2.2.6 HUB監視> 2.2.6.1 HUB監視機能

2.2.6.1.2 HUB-HUB間監視機能を使用する

HUB-HUB間監視機能を使用する運用では、はじめにセカンダリHUB(図2.20のスイッチ/HUB2)に対してping監視を行います。
セカンダリHUBに対して異常を検出した場合、セカンダリHUBへの監視に加え、プライマリHUB(図2.20のスイッチ/HUB1)への監視を開始します。(この時、セカンダリHUBへの監視が失敗した旨のメッセージ(873番)が出力されますので、原因を調査してください。)
プライマリHUBへの監視を開始した後は、セカンダリHUBとプライマリHUBの両方に対して交互に監視を行います。セカンダリHUBへの監視は復旧監視であり、セカンダリHUBの復旧が検出された時点でプライマリHUBへの監視を停止します。
セカンダリHUBとプライマリHUBの両方に対する一定間隔(デフォルトは5秒)の監視が一定回数(デフォルトは5回)連続で失敗した場合は、伝送路異常と判断します。なお、セカンダリHUBに異常があったことはメッセージ(873番)により通知されるため、プライマリHUBでの切替え事象が発生する前にセカンダリHUBの復旧を行うことが可能です。

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[図2.20 HUB-HUB間監視あり(セカンダリ監視異常時)]

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[図2.21 HUB-HUB間監視あり(プライマリ監視異常時)]


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